「コース転換規程」とは、企業などの組織内で、一般職から総合職への職種や役職の変更を行う際の手続きや基準を定めた規程です。この規程では、一般職の社員が総合職への転換を希望する場合の条件や手続きが明確に定義されています。

以下は「コース転換規程」の主な内容です：

1. 総則：この規程が一般職から総合職へのコース転換制度の取り扱いを定めるものであることを示します。
2. 目的：コース転換制度の目的として、優れた人材の活用、人員配置の最適化、及び一般職のモチベーション向上を挙げています。
3. 転換の申出：一般職社員が総合職への転換を希望する場合の条件を示しています。これには、一般職の最上位の資格を持っていること、転勤が可能であること、全部署への異動が可能であることが含まれています。
4. 申出の時期：転換の申し出ができる時期は毎年2月から3月であると定められています。
5. 審査：転換の申し出があった場合、会社は申し出者が転換の条件を満たしているかを審査し、その結果に基づき転換の承認を決定します。
6. 発令日：転換が認められた場合、その発令日は毎年4月1日とされています。
7. 総合職における資格給：転換後の総合職における資格給は個別に決定されるとされています。
8. 担当業務の変更：会社は転換後の社員に対して、必要に応じて業務内容の変更を命令することができるとしています。

最後の付則には、この規程の施行日が示されていますが、具体的な日付は省略されています。

この「コース転換規程」は、組織の人材マネジメントやキャリアパス形成の方針を示すものであり、社員や組織の人事部門にとって重要な情報となります。

〔条文タイトル〕

第１条 総則
第２条 目的
第３条 転換の申出
第４条 申出の時期
第５条 審査
第６条 発令日
第７条 総合職における資格給
第８条 担当業務の変更
付則